活動日誌バックナンバー
【2007年 9月】
努力の先には 優勝がある
2007/09/29

 気温は暑くなくて、そして心は熱い、運動会日和!

 良元小学校と宝塚第一小学校の運動会に行ってきました。頑張る子どもたちの姿にはいつも感動します。
 
宝塚第一小学校★2007運動会スローガン
「努力の先には 優勝がある」

※良元小 のびのび気持ちいい動きの子どもたち
※一小の狭い運動場にあふれる人達。余裕の空間がない状態での運動会は本当に大変だなあと実感。
※しかし学年演技のパワフルさには圧倒されました。

常任委員会3日目
2007/09/28

 今日は産業建設常任委員会でした。
・川面5丁目のマンション建設に関する請願と陳情を同時審議で採択。
・市道認定。
・「旧宝塚音楽学校」の議案は最終日に再審議。
・宝塚市自然環境の保全と緑化の推進に関する条例の改正〜〜議員提出議案は継続となりました。

※夏の信州(今はもう秋色、とお便りが届きました)

文教生活常任委員会
2007/09/27

 委員長としての2回目の常任委員会。6月議会は審議案件が少なくす〜〜っと終わったのですが、今回は案件が多く、しかも難しい判断を迫られる内容の議案・請願ばかりでしたので大変でした。
 しかし、各委員が一生懸命質疑をしてくださり、理事者側と有意義なやりとりができました。白か黒かの決定ではない「一部採択」「付帯決議つき可決」もありましたが、委員間での協議の成果も結果としてだせたと思います。
 
 ただ、何度も慎重に協議を重ねたことでは(委員以外は退室してもらわなければならなかったので)理事者側のみなさんにはお手数もかけました。
 また、私の経験不足&未熟ゆえの間違いも2つ・・・申し訳ありませんでした。何度も予習していたのにショック。反省中です。

審査内容は口頭陳述がある請願を先に審議。以下順次

◆障がい者総合福祉センターについての請願→採択
◇高校入試制度に関する請願2件→項目のみ一部採択
◆病院事業会計決算→認定
◇看護専門学校入学金10から15万円に→可決
◆保育所設置条例改正(山本南廃止)→付帯決議付き可決
◇小中学校35人学級実現をもとめる請願→継続
◆教育条件整備のための請願→(未決)

9時30分開始〜18時30分終了。
帰宅しマンションの理事会に出席。その後また出かけて病院・相談等。帰り道、今日の委員会のこと、両親のこと等々色んな思いが交錯して・・下を向いて歩いていて・・
 なにげなく空を見上げたら満月が輝いていました。(うまく写真には撮れませんが)おだやかで美しくて、見とれてしまいました。

総務常任委員会
2007/09/26

 鋭い指摘の質疑があると緊張感がビリビリ走ります。補正予算等・長時間審議でした。
 明日の文教生活常任委員会に備えて、市立病院事務局長から「病院事業決算報告」について説明をうけました。

一般質問第4日
2007/09/25

 最終日5人、トータル23人の議員が質問。各議案や請願の審議を常任委員会に付託し4日目終了。
 質問の内容によっては、時間の長さが全然気にならず面白い時もあるものの、論議がかみ合わない時や焦点が定まらない時は、ず〜〜っと聴いているのが苦痛になります・・・が、やっぱりそれも含めて全部がいい勉強になるのです。
 「次はもっといい質問をするぞ!」とひそかに誓う北野でした。ガンバリマス!

 <松葉杖友達>できた♪
水岡参議院議員秘書のTさんがサッカーで足を負傷。松葉杖生活だとメールがありました。お気の毒だと思うのですが「気持ちが通じる友達出現!!」には大笑い。お互いボチボチ行きましょう、と励まし合いました。おだいじに 

第8回 「駅前議会」
2007/09/22

 宝塚ホテルで開かれた第8回「駅前議会」に参加しました。今回は、小山哲史・宝塚市議会議長の企画
 <講師を呼んで、みんなで学ぼう> と講演会です。

 日本中で有名な「市政基本条例」を作った市長が宝塚で講演・・・ということで、市民・行政関係者・近隣市の議員、そして宝塚市議会からも会派をこえての参加がありました。盛況でうれしかったです。

演題
■「市政を改革した私の方法を教えます!」

■講師:西寺雅也氏(前・多治見市長)

 1996年、「財政緊急危機宣言」を行った岐阜県多治見市。西寺市長がどのようにその危機を乗り越えてきたのか、政策の優先度づけを重要課題とした「総合計画のありかた」等、具体的にわかりやすく説明してくださいました。「市政基本条例」については今後もっとくわしく勉強していきたいと思います。
 こんなリーダーが宝塚にもほしい!と思ったのは私だけではないかも・・

★キーワードは「自治体が自律的になること」

★市政(自治)基本条例は、選挙という方法で市民の信託を受けた議員、首長が、信託に応える市民との約束事で、市政運営の基本的原則を定めたもの。
→「まちの憲法」

 交流会でもいいお話をいっぱい聴くことができて有意義でした。

質問しました
2007/09/21

 第3日。60分の質問時間の北野、残り1分で終了。予想より答弁が長くて、2次質問を端折りましたが、聴きたいポイントはほぼ答えてもらえたと思います。また改めて報告します。

 足のほうはずいぶんよくなり、まだ松葉杖は使っていますが、足をついて歩けるようになりました。今は傷めた右足の反対側の膝と腰がちょっと辛くてお年寄り状態です。
 ギブス生活と両親の入院と「質問通告〜議会」が重なりましたので、心の余裕がない毎日でした。
 なかでも一番ショックが大きかったのが、市役所の会派の部屋でころんで頭を打ったこと・・・おでこに大きなたんこぶができたのです。医務室で冷えピタを貼ってもらってヒアリング。今思い出すと大笑いですが、そのときは恥ずかしいやら情けないやらで落ち込みました。いい経験だったと思います。

※「内部障がい」理解を進める「ハート・プラスマーク」の啓発を求めました。

阪上市長
2007/09/20

 昨日の草野議員の質問で明らかになった例の収支報告の件・・・事務諸費としての処理の不思議・・
光熱水費ゼロの事務所に人件費が計上されていたり、修正の矛盾などが色々でてきました。
 何度も何度も質問が重ねられても、納得いく答弁は返ってきません。すっきりしない状況が続きます。

 第2日は19:30終了。病院に走りました。

議会・第1日
2007/09/19

 9:30開会。日程審議と選挙管理委員の選挙。その後総務常任委員会が開かれています。

 一般質問は午後からの予定です。

◆今日は、藤岡〜梶川〜草野〜山本議員。
終了予定は18:40

◆第2日(20日)田中〜多田〜浜崎〜三宅〜坂下〜金岡〜中野議員。
終了予定は20:05

◆第3日(21日)たぶち〜井上〜菊川〜北野〜となき〜近石〜石倉議員。
終了予定19:50

◆第4日(25日)北山〜村上〜伊福〜寺本〜江原議員
終了予定16:50
その後<議案上程>

 ハードな日程に・・・
私の質問予定は21日(金)14:15〜の予定です。ぜひ傍聴にお越しください!

 昨日の深夜、テレビで見た「全国中学高校ストリートダンス選手権」で、宝塚市立長尾中学校のチームが優勝♪♪
素晴らしかったです♪

明日から9月議会
2007/09/18

 明日から議会が始まります。
今日は最後の調整。質問原稿がまだできていませんので、必死。
 そして、「教育条件整備のための請願」について賛同していただけるように各会派にお願いに回ってきました。

子どもを想い、慈しむコンサート♪
2007/09/16

 西公民館で開かれた、桐さと実さんのコンサートに行ってきました。西公民館は、うちからタクシーで行くには近すぎるし・・・と歩いていきました。松葉杖でヒョコヒョコ・・・遠かったぁ〜。しんどかったです。
 でも、心温まるいいコンサートで、汗だくで行った甲斐がありました。

 そしてゲスト出演は「合唱サークルB&J」 
阪神間の真言宗寺院の僧侶の方々。学校や福祉施設などに「聴く人々の心が楽しくなったり、癒やされたりすれば本望」と歌声を届けておられます。
Bはボーイと坊主の頭文字。Jは僧侶の家族を意味する「寺族」から。

障がい者を取り巻く法律を考える〜障がい者参画条例制定に向けて〜
2007/09/15

 総合福祉センターで開かれた連続セミナーの第1回目講座に参加しました。

「障がい者自立支援法 地域移行を検証する」

@障がい者自立支援法で自立できるのか」
講師:玉木幸則さん(NPO法人メインストリーム協会)

A宝塚市がい害者自立生活支援センターについて
講師:中山猛さん(相談員・ピアカウンセラー)

質問原稿
2007/09/14

 質問内容のおおすじは決まっているのですが、質問原稿としての仕上げには時間がかかります。あれこれ考えすぎてしまったり、資料整理に時間がかかったり、そしてそんな合間には担当課の方から問い合わせもあったりして落ち着きません。
 しかし、まあ、今回の私の質問のメインは「新教育長の教育観と抱負」ですから、存分に岩井教育長に語っていただければいいかなと思っています。岩井教育長の「宝塚市の教育施政方針演説」を期待します。

 負傷したのが右足なので車の運転ができません。だから通勤はもっぱらタクシーです。そして市役所庁内では車椅子を借りています。
 移動手段のこと、トイレのこと、段差、部屋のこと・・・障がいがある人その人の目線になってみると見えてくるものがいっぱいあって、唯一この経験をしてよかったと思えることです。

※松葉杖記念写真
※ギブスに可愛いイラストや励ましの言葉を描いてもらいました。元気もらえます。

ヒアリング
2007/09/12

 質問通告内容について担当課への説明を行うのがヒアリングです。こちらは一人、向こうは大勢ですのでいつも緊張します。別に責められているわけでもないのに・・苦手です。
 今日は10時からヒアリング。とりあえず終了しました。

■安倍さんの突然の辞任ニュースにビックリ。
なぜ今日??
投げ出してしまったのですね。
 

「無年金」は基本的人権の問題
2007/09/11

 午後4時からは、伊藤県議会議員の紹介で「障がい者年金の国籍条項を撤廃させる会」、他33団体からの阪上市長への要望書提出に同席しました。市長に直接の面談はできませんでしたが、担当部の職員への要望と質疑・懇談を1時間行いました。

■外国籍市民 無年金障がい者・高齢者の「特別給付金」施策に関する要望書■

@老齢福祉年金→81才以上の外国籍高齢者は無年金
A障がい基礎年金→45才以上の外国籍障がい者は無年金
という大きな二つの課題があります。
 2003年に当局は「検討します」といったまま・・・でここまできたようです。11年前には178名、昨年は37名というあやふやな情報しかありませんので、現在の宝塚市での無年金者の実情をまず把握しなければなりません。そして早急な救済措置を求めていきます。

「まるで私らが死ぬのを待っているようだ・・」とおっしゃった言葉が胸にグッとささりました

質問通告
2007/09/11

 今日、9月議会一般質問通告を行いました(15番)

1.教育行政・教育環境整備について
@教育長の教育観と抱負
A配慮の必要な子どもたちへの支援(子ども支援サポーター・介助員等)
B学校図書館司書配置
C給食費等学校徴収金対応
D耐震化等校舎整備
E超過密校対策

2.宝塚市立養護学校の放課後預かり「陽だまり」について
@教育委員会と子ども未来部の連携
A今後の方向性

3.福祉行政について
@「内部障がい」理解を進めるハートプラスマーク啓発
Aオストメイトトイレの普及・啓発

 土曜日に捻挫した右足首の痛みが治まらないので、整形外科受診したところ・・・骨折していました。ギブス&松葉杖初体験。不自由・不便な生活になりましたが、気持ちが落ち込まないようにしていきます!

<一日を終えて>
 ギブスというものを巻かれたのは初めてです。先生には「足を宙に浮かせておきなさい。」と言われましたが、ちょっとぐらい大丈夫かな・・・と試しに足をついてみたのですが、なんと!?どうやっても歩行ができません。すごいものだ、と妙な感心をしたりしています。
 そして、たった数メートル「移動」することがこんなに困難なのだともよ〜〜くわかりました。ましてや控え室から事務局へ、1階の銀行へ、そしてトイレへ。もうそれだけでヘロヘロ。
 人の手を借りずなんでも自分一人でやろうとしてきた私ですが、今日は色々な人に手助けしていただきましたし、励ましや心づかいもしていただきました。。
 「困ったときはいつでも駆けつけるよ。」「買い物は?」「車で迎えにいこうか。送ってあげよう。」・・父の看病まで・・「手伝うよ。」
母の病室に着替えを届けてくださったご近所の方も。

 荷物を運んでもらったりドアを開けてもらったり、ちょっとしたことでも大助かり。
 人々の温かい心に、ただただ感謝の北野です。

※千代田区役所にあった「避難用車イス」 

議会運営委員会
2007/09/10

 今日から9月議会の一般質問通告開始です。
@藤岡議員 A梶川議員 B草野議員 C山本議員 D田中議員 E多田議員 F浜崎議員 G三宅議員 H坂下議員 I・・・
 私はまだ考え中ですので通告は明日にします。

 午前中、議会運営委員会と会派代表者会が開かれ、9月議会会期・議案等について協議が行われました。また、当局から2006年度決算の概要や、市立病院の産婦人科診療について説明を聞きました。私は、近石議員欠席のため代理で出席しました。

阪神競馬場見学会
2007/09/09

 地元にある日本中央競馬会阪神競馬場の見学会が議会主催で行われ、16名の議員が出席しました。
 「服装は、上着ネクタイ着用で(女性はそれに準ずる」とのお達しもあり、特別室での学習会には大緊張でした。初めて入ったガラス張りの6階角部屋は、宝塚市内を一望できます。いままで見たことのない景色や競馬場内のレース前や裏方風景に興味津々の一日になりました。

 講話:「日本中央競馬会と環境整備事業について」では、阪神競馬場の歴史や宝塚市における環境整備事業例・交付実績等を聴きました。質疑はあまりできませんでしたが、せっかくの施設なのですから、地元との連携をもっと深めて有効活用できたらいいなと思いました。

「これからの医療・介護はどうなるか!」
2007/09/08

 宝塚ホテルで開催の、第1回宝塚医療福祉市民フォーラムに参加しました。

■基調講演
演題: 「改革」にダマされるな!郵政と医療
講師: 関岡英之・拓殖大学客員教授(写真)

■シンポジウム
「医療」と「福祉」の現状と未来
パネラー
渡部武氏(宝塚市歯科医師会)
山本真七氏(宝塚市薬剤師会)
薮内悦子氏(宝塚市助産師会)
越智昭郎氏(宝塚市老人クラブ連合会)
井上みえ氏(宝塚市身体障がい者福祉連合会)
春江ハル子氏(兵庫県看護協会)
島津良一氏(宝塚市医師会)

 その後、いたみホールへ走り、民主党6区常任幹事会に出席しました。参議院選挙の総括と今後のとりくみ、県連大会等。

 夜、所用で三田へ。駅前の道路で右足首を捻挫。グキッ イタタタタタ
 帰りの宝塚駅では痛みひどく階段歩けず・・バリアフリー化の遅れ恨みました。

超過密校
2007/09/07

 宝塚第一小学校は、全校児童1074名。しかも、6年生147名、来年の1年生は200人を超えるという予想らしいのです。・・この状態には危機感をおぼえます・・・
 今日は、給食の状況を見学&調査に行ってきました。

※体育館で運動会練習も人数多くて二部制。
※一方通行できない配膳室。危ないなと思ったけど子どもたちは落ち着いていて、安全指導の徹底に感激。
※教室での給食当番もてきぱきスムーズ!!

姜 尚中(カン サンジュン)さん
2007/09/05

 西宮アミティホールで開かれた教育講演会を聴きに行ってきました。

演題「愛国心教育について」
講師:姜 尚中(カン サンジュン)東京大学教授

90分間の講演がそのまま本になる・・・と思える、一言の無駄もないお話でした。ぐいぐい引き込まれました。すごい人や!

「場」の教育から「ニーズ」の教育へ
2007/09/03

 少子・高齢者対策調査特別委員会のテーマは
「特別支援教育について」です。

■特別支援教育とは、これまでの特殊教育の対象の障がいだけでなく、その対象でなかったLD,ADHD,高機能自閉症も含めて障がいのある児童生徒に対してその一人一人の教育的ニーズを把握し、当該児童生徒の持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するために、適切な教育や指導を通して必要な支援を行うものである←(文部科学省)■

 今までの特殊教育(障がい児教育)は、障がいの程度に応じて「特別の場」で指導を行う・・・というものでした。それに対して特別支援教育は、障がいのある児童生徒「一人一人の教育的ニーズ」に応じて適切な「教育的支援」を行う、となりました。

 なぁ〜んだ、これってずっと宝塚市でやってきていることじゃないか・・・というのが私の感想。 そうです!宝塚はそのような「一人一人に対する支援」のために、子ども支援サポーター制度や介助員配置等の取り組みを、国の法改正以前から行ってきたのです。これについては、以前にも紹介した東京から転校してきた石山雅魚さんの保護者が、宝塚の教育の良さを実感し評価してくださっています。
 私は、子どもの人権尊重を大切にしている宝塚の取り組みが先進的であることに誇りを持ち、さらなる拡充のために「予算要望」続けていきます。また配慮の必要な子どもをみんなで支援していく「システムの再構築」もしていかなければなりません。
 教育現場の実態把握に努めつつこれからも頑張ります。
※岩井教育長デビュー(右はし発言中の方)

9月議会準備中
2007/09/02

 例年なら9月当初から始まる9月議会。しかし今年から決算委員会を9月議会に組み入れて行うことになりましたので、決算審査が9月初旬にずれこみ、本会議は19日からとなります。
 来週質問通告なので、今は資料整理や色々な諸課題について調査中です。今日は現地調査や聞き取りなど。

 学校は明日から2学期! 子どもの大きな成長を実感できる「行事のピカイチ」・・運動会・・楽しみ♪
私は議会へ。特別委員会です。

阪神政策研究会 in 三田
2007/09/01

 西澤先生の講演を聴いた後は、2ヶ月ごとに行っている阪神政策研究会のため、神戸から三田へ向かいました。
 今日はいつものメンバーに、武内たつの市議も加わり、高校問題・病院問題等の情報交換と川西市の「子どもオンブズパーソン制度」について勉強。

9月1日・父の79才の誕生日。ICUで頑張ってます。

教育創造県民会議
2007/09/01

 午後からは神戸へ。
ゆたかな教育の創造をめざす兵庫県民会議(略称 教育創造県民会議・第18回総会に出席しました。

 この「教育創造県民会議」は、地域・家庭・学校が一体となって相互に連携し、「21世紀のゆたかな教育の創造」をめざし、地域の保護者・労働者・県民との連帯強化をはかることで、家庭や地域の教育力の再生と、子どもたちの人間的な成長をめざしています。
 活動方針と、決算報告、予算案、役員選出等の協議の後記念講演がありました。

◆「子ども虐待の現状と地域の課題」
講師:西澤哲 山梨県立大学人間福祉学部教授

 施設での体験や臨床心理士として出会った子ども達の実態をもとに、多岐にわたる示唆をいただきました。
 そのなかでも特に、学校の課題の部分は気になりました⇒
・学校教育の前提が適用できない親との関係
・学校の日常に「適応」できない子どもの増加
  <子どもを抱える「空間」の必要性>
・虐待を受けた子どもの学力保障の問題
  <学力遅滞による2次的ハンディキャップ>
  <家庭教育を持たない子ども達>
 
 虐待の推定発生件数は十数万件・・「不登校」なみ。今、虐待対応は市民社会の緊急課題であると締めくくられました。

★幸せな子ども時代が生産的な成人を作る★

「学校へ行きたいねん」!」
2007/09/01

 末成小学校で開かれた「第18回市民と教職員の会」に出席しました。今年の催しは、
・新屋英子プロデュース
・小林育栄ひとり芝居
「学校へ行きたいねん!」〜ただ愛してほしいだけ〜

 都会のまん中の公園にいつも一人でやってきて鳩の群れにえさを与える女子中学生・・高村すずめ。自分がある日、何をキッカケに学校へ行くのがイヤになってしまったのか? すずめが通っていた学校はどういう状態だったか? 家で両親たちと今どういう関係になっているか? じっと我慢に我慢を重ねて閉じこめてきたものが噴きあがるように話しだすのです。・・・

 重いテーマですが、始まる前にお会いしたところ、ご自身も不登校の体験があり、「その自分とあらためて闘って演じていきたいと思っています。」と語っておられました。地域の保護者や市民のみなさんと、教職員が一緒に学び会えるこのような機会は貴重です。これからも大事にしていきたいです。(この会の第1回目立ち上げメンバーの私としては我が子の成長を願う気持ち)
 恒例のバザーで少しの社会貢献することも続けてきました。(収益は震災で保護者を亡くした子ども達への奨学金やユニセフに寄付)