活動日誌バックナンバー

【2005年 02月】

連合兵庫政策フォーラム(北阪神地域幹事会)
2005/02/28

 連合北阪神は、三田・川西・猪名川・川辺・伊丹・宝塚地域の集いです。各地域の実情に対応した視察や現地調査を行い、県民局など行政に提言や要求をまとめるため研修を重ねています。今回は、宝塚市立温泉「ナチュール・スパ」を会場に、指定管理者制度について研修会が行われました。
 研修の前の会議に、4月の伊丹市長選挙に立候補予定の藤原やすゆき氏が来られ、決意表明されました。
 そして、施設内見学の後、宝塚市環境経済部経済振興室長の菅政男氏と、ジェイコム営業課長西川太郎氏の講義がありました。色々 紆余曲折のこの温泉・・・なんとかうまく続いて栄えてほしい・・・宝塚市民の願いです。

環境・武庫川の水を考える
2005/02/27

 宝塚ホテルで開かれた平成ライオンズクラブ主催の
◆環境・水・武庫川フォーラム2005◆に参加しました。
 基調講演は、兵庫県立大学教授「人と自然の博物館」副館長 中瀬勲氏による「水と街づくり」
 私たちの、いのちや暮らしと水との密接な関係が改めてわかりました。
 
 第2部は環境活動報告。
 まず、安倉北小学校6年生による
「ミミズは地球を救う」〜今すぐ役立つ生ゴミリサイクル〜
教え子たちの素晴らしい発表に感激しました。

 そして、県立「人と自然の博物館」ミュージアム・ティーチャー足立勲氏は、ガラスの地球を憂いた手塚治虫氏や、宝塚の川に多く生息する「ミヤマアカネ」を題材に、「学校教育と社会教育の連携による環境学習」の大切さを話してくださいました。
 「環境」は大きなテーマだけど、とても身近な問題です。勉強したいことがいっぱい!

遠い目標に向かって〜ひとつ取り組む〜
2005/02/26

 夜は神戸で、兵庫県民主教育政治連盟の幹事会&勉強会でした。
 本岡昭次会長は中央から兵庫に帰って来られてまた「ひと暴れ」期待。掛水須美枝副会長はやっぱり頼もしい県議会の要。尾仲利治副会長は明石市議会議長、教育施策充実の明石、芝生の校庭あこがれです。辻泰弘・水岡俊一両参議院議員からは熱い国会報告もありワクワク。
 各市の交流では、自分のところ以外がなんだかすごく恵まれているような気がして・・やや卑屈な私。でも・・・

 杉田哲幹事長は、県の選挙管理委員の職につかれることになり、しばしお休みです。その杉田先生のお話を最後に聴いて胸にグッとこみあげてくるものがありました。遙か遠い存在ですが、近づきたい目標の人です。参加してよかったです。

まちづくり連絡会議〜地域創造会議〜
2005/02/26

 今日もフラフラだけど、前から行こうと決めていたのでブロック別まちづくり連絡会議の傍聴に行ってきました。午前中は第1ブロック、午後は第3ブロック。市長・教育長・行政側のお話も、地域からの報告や質問も、両方聴いて・・いい勉強になります。予算委員会に生かしていきます。

心配
2005/02/25

 熱が下がったりまた上がったり・・・関節の痛みが激しく寝返りばかり・・歩いてもフワフワなんだか頼りない・・・予算書が分厚くて重くて持ち上げられません。議会本会議までにちゃんと治るかなあ。心配。

支え合い頑張っていこう♪ 子ども達のために
2005/02/24

 39度の熱。しかし、這ってでも行く・・と注射と解熱剤と気力で起きあがり挨拶に行ってきました。年に一度の定期総会。仲間に会えるひとときは何より大切ですから。そして、こちらからの一方通行の話ではなく、みんなの現場からの声も聞かせてもらいたいのです。そのためのきっかけにもしていきたいです。
 

代表質問〜ヒアリング〜
2005/02/23

 今日は市民ネット・宝塚の代表質問のヒアリングがありました。学校改革審議会についての質問骨子をまとめ中です・・・が・・・鼻グスグス眼もかゆく、のどの痛み&関節の痛み&悪寒に発熱の予感。早退します。

「復興担」★心のケア担当教員★で継続決定!
2005/02/22

 阪神・淡路大震災で被災し、心に傷を負った子どもたちへの支援を行うため、国の特例措置として加配されている「教育復興担当教員」は10年を区切りに廃止が検討されていました。これは水岡参議院議員が国会で訴えて、新潟中越地震の被災児童生徒にも12月に緊急配置されたように、教育現場が強く求めてきたものです。
 兵庫県において10年たってもなお、1330人もの子ども達がケアを必要としているとのアンケート結果や、最近の社会情勢からも、今後は被災を起因とする心のケアとともに、いじめや事故・事件などに対する、幅広いケアの充実が求められています。
 そんななか、昨日兵庫県教育委員会から発表された「阪神・淡路大震災に係る心のケア担当教員」配置決定は大変うれしいビッグニュースでした♪

 夜は宝塚大劇場へ。月組新人公演「エリザベート」を観劇しました。宝塚第一小学校で担任したNちゃんが出演しているからです。
 役はエリザベートのそばについている★リヒテンシュタイン公爵夫人★
 〜〜凛として美しく立派な舞台姿に惚れ惚れしました。素晴らしかったです。努力を続け、小学校時代の夢を叶えたNちゃんに大きな拍手♪
憧れの自慢の教え子です。一番のファンより

アルゼンチン国債 1億円
2005/02/21

 アルゼンチン共和国政府が1月に突然「円貨債権の交換」を一方的に発表。宝塚市としての選択肢は3つ。
@この交換に応じる→2038年に約3700万円
A応じず現有のまま→1億円はたぶん紙切れ・・?
B現有国債証券を売却→約2300万円

 市民生活部の説明によりますと、結果としてBを選択。先日2450万円で売却されたとのことです。
 1億円が2450万円にという結果となり、損失額も決定しましたので、今後責任問題へと移っていきます。
 議員になる前のことなので、よくわからないところもありますが・・・う〜〜ん なんといえばいいのか。なんでそんなん買うたんやろう?

 代表質問にむけて、施政方針や予算案について会派で話し合いを続けています。

晴れて宝塚の村人に 〜住民自治の可能性と課題〜
2005/02/20

 まちづくり協議会と自治会連合会の主催で、第6回まちづくり総合フォーラムが「誇りあるわがまちを求めて」と題して行われました。
 基調講演は名古屋市立大学大学院教授の前田高志さん。
まず◆「宝塚Chik」というモダニズムを創ってきたのは明治大正昭和の先人達の労苦の賜であり、決して行政が創ってきたわけではない。
◆住民の福祉(幸福)の増進を図ることが行政の役割の基本である。
◆市のなすべきことは不特定多数の利益の増進である。
◆特定の個人や地域・集団に帰属する個別的利益への対応には限界がある。
◆ただし、個別の利益であっても公益性を有するものには対応すべき。
等々・・・スパッとした切り口が前田先生らしく大変おもしろかったです。

 続いて「未来が見える自前のまちづくり」のテーマでパネルディスカッション。パネラーはNPOの森綾子さん、前田教授、中山台コミュニティーの金常さん、神戸新聞論説委員の相川康子さん、渡部市長。
 住民本位のシステム作りは得意分野を特化して行いたい。地域住民の幸せのためにみんなで努力。教育をどうするかは地域の力にかかっている。地域も教育に関わるべき。・・等々実践的でいい提言ばかりで時間が短く感じられました。

 特に印象に残ったのは、相川さんが地域で人権意識を高め人権を守ることの大切さを投げかけてくださったこと。最後にコーディネーターの中川幾郎・帝塚山大学大学院教授が地元の「奈良の小学生の事件」をとりあげられ、「大人は彼女を守れなかったといえる。顔と名前がわかりあえるのは小学校校区以下の地域。子どもの安全を守るのは地域の自治活動の根幹です」とまとめられました。
 子どもの問題は地域の問題であると改めて痛感。論議が続く学校選択制にも多くの示唆を含んでおり、参考にすべき内容だと思いました。

公立保育所民営化のホントの意味は?
2005/02/19

 山本南保育所第2回民営化保護者説明会に参加しました。前回、保護者側からの求められていた、5000万円余剰の根拠や、次世代育成支援に関するニーズ調査結果、保護者アンケートのまとめ等が資料として提示されました。
 しかし、やはり「なぜ、保育所なのか?」の説明には説得力がありませんでした。財政危機を回避のためと言いながらホントに5000万円浮くのかも疑問のまま。保育士を子育て支援に回すというが、退職不補充というだけで、新しい事業計画はあまりはっきり示さず「民営化」だけを先に決めるのはおかしい・・・こういう保護者の声をもう一度しっかり受けとめ、共通理解できるよう当局は努力してほしいですね。そのために議会からもはたらきかけていきます。

人権審議会
2005/02/18

 今日は人権審議会に出席しました。内容は
@人権教育・人権啓発基本方針行動計画
   2004年度実績及び2005年度以降の計画
A同和施策の今後

 説明が長くて整理しきれませんでしたが、全体的な印象としては・・・人権に関する施策・講座・教育・啓発等がすごく減っていくことや、事業の移管・縮小が多いことです。色んなところで「人権」について考えるべきことや社会教育の必要性が増していると感じる今日この頃なのに。
 象徴的なこととして、「コミュニティ紙(ウイズたからづか)による人権啓発事業が廃止されることには異議あり!」と意見を述べました。他の委員も同意見と表明してくださり、再考を求めました。

 夜は久しぶりに仲間と勉強会。学校現場の現状や課題を聞かせてもらいました。信頼し合える仲間の存在がなにより心強いものです。お互いにエールをおくりあって充電できました。

★京都議定書★発効
2005/02/17

2005年2月16日 「京都」から発信。

 世界が、二酸化炭素などの温暖化ガス排出削減に動き出します。地球を温暖化から守るために、人類が積み重ねてきた議論の成果が試されます。
★議論は尽くした。今日から実行しよう。

 同じ日に「宝塚市内の小中学校の教室にエアコン設置」の方針が出ました。
快適な学習環境の整備が必要!と、私も再三議会で要望してきた成果であり、大変嬉しい予算化です。
 しかし、同時に、地球全体の環境を守るために世界が動き始めた、ということも絶対に子ども達に伝えなければなりません。
 どんなふうにバランスをとって生活していくか、自分にできることをしっかり考えて、実行したいものです。

今日は予算書の勉強や、奨学金条例の改正案の内容検討。高校の先生と連絡取り合いながら問題点を整理していこうと話しました。すべて貸し付け制度になってしまいかけていた奨学金制度。給付を残し、給付・貸し付けの両方から選べる奨学金制度への改正ができるのは画期的です。4月以来、教育委員会事務局に駆け込んで苦言を呈したり議会で質問したり、必死で頑張った甲斐がありました。

 夕方すみれガ丘小学校へ行き、女性部代表者会でプチ演説。テーマは「今一度、女性のエンパワーメント」「女の幸せってなんやねん?」「仕事と子育ての両立支援策」
みたいな感じ。短い時間でいっぱいグワーッとしゃべってきました。
 
 18時からは、社会教育委員の会議に出席。
青少年を取り巻く諸問題について協議しました。前回、社会教育法17条の再確認をし合い、私たち社会教育委員の責任を果たすべく、教育委員会に対して「子どもの居場所づくり」に関して具体的な提言をしていこうということに合意しています。
 だから、この会議はすごく前向き!しかも質の高い論議!・・・。私にとっては、ワクワクして臨める、かなり刺激的な会議です。

市長の施政方針
2005/02/16

 2005年第1回定例市議会が始まりました。
今日は市長の施政方針演説がありました。昨年に比べてかなり長かったです。ホームページの最新情報のところに載っていますので、ぜひ読んでみてください。
私も予算書とともに、じっくり読んで、考え中です。
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/

第1回報告会 IN 西光院
2005/02/15

 午後から、東公民館で兵庫県教職員組合の全県分会交流会の会合があり、挨拶させてもらいました。

それを終えた後 突然キリキリ胃痛
報告会に誰も来てくれなかったらどうしよう
冬の寒い夜、しかも今夜は冷たい雨・・
これはアカン
思いあまって、逆瀬川駅前で1時間街頭演説

 しかし、雨のなか20数人もの方が来て下さり
私の1年8ヶ月の活動報告を聴いてくださいました。
質問や要望も出し合って和気藹々と交流ができました。これからもまたこんな機会を作っていきたいです。
 参加してくださったみなさん、ありがとうございました。西光院さまお世話になりました。明日から議会が始まります。今日の出会いをエネルギーにしてがんばるぞ〜〜〜
<最後まで残ってくださったみなさんとパチリ♪>

学校の安全
2005/02/15

 大阪府寝屋川市の小学校に侵入した17歳の卒業生。彼が殺意を持って刃物をカバンのなかに潜ませていたことを、誰が知り得たか・・・いくら監視カメラがあっても、その侵入をとめることはできなかったでしょう。
 同僚が刺殺されたということ、教え子が加害者になってしまったこと、教育に携わってきた関係者としていたたまれない気持ちです。

子どもたちを取り巻く
この社会の歪み
ただよう閉塞感

どうしたらいいのか心が重くなるばかり
でも、目を背けず考えていきます。

向かい風でも 前へ
2005/02/14

 明日15日(火)夜19時から、小林1丁目の西光院(平林寺内)で、北野の初めての市政報告会を開きます。
 誰も来てくれなかったらどうしよう〜〜〜とちょっとビビりつつ、議員になってからの1年8ヶ月をひとまとめにしようと振り返ってみています。
 夢中でここまできてしまったけれど、外からみるとどうなのだろう??? 自分で診断みると当たり前だけど未熟なところだらけ。逆風も強く、やりきれない時もありました。

 しかし、先日観劇した「ボン・ボヤージュ」の台詞に
「帆船は向かい風でも前に進んでいくことができるんだ!」という深いメッセージが。
 自然の風の力で海を進む帆船は、たとえそれが逆風であっても、その力を借りて走行できるのだそうです。
まっすぐ行けなくてもジグザグに。
航海そのものが価値あるもの。
そしていつかたどり着く港へ。
・・帆船ってすごい。
  
私も「向かい風」に逆らわず焦らず、
しかしマストを凛と立て・・・行きたいな。

ピースアクション IN たからづか
2005/02/13

 今日は売布のプラザコムで開かれた学習会に参加しました。「そんなにいいの、学校選択制」のテーマで、拡大する公立学校選択制の現状と問題点を講演で話してくださる予定の、嶺井正也専修大学教授が急病でダウン。急遽、参加者による意見交流会になりました。
 一致バラばらの会の三木駿助さんと木下達雄さんから経過報告や問題提起があったあと、マイクが会場を回りました。嶺井さんのお話も聴きたかったけど、結果的には、市民の意見交流の会となったことはとてもよかったと思いました。

 その後、寺本議員と一緒に宝塚南口の国際文化センターへ走り、国際交流協会NGO活動紹介展にすべり込みセーフ。宝塚市内で活動中のNGO組織<アフガニスタン・タイ・ネパール・中国・フィリピン・ルワンダ・ベトナムなど>の写真展示や物品販売が行われていました。
 エスニック喫茶では、杉本議員からシェルパティーをごちそうになりました。シェルパティーとは、ヒマラヤ登山のシェルパ達が疲れを癒やすために飲むお茶だそうです。紅茶とワインとブドウの香りで、心も体も休まる〜ほっこり茶〜おいしかったです。

 夜は、15日(火)に予定している市政報告会の打ち合わせをしました。住職と二人でボソボソ

Bon Voyage 2005
2005/02/12

 今朝、教え子のSさんから電話がありました。
「先生、俺 高校卒業できることになってん。やったで!」
色々なことがあった小学校〜中学校〜そして定時制の4年間の高校生活。一つの大きな山を乗り越えて出発です。連絡してくれてありがとう。おめでとう!

 午後からソリオホールへ。友人の娘のMちゃんが出演するので、ソリオミュージカルシアター 「ボン・ボヤージュ2005」を観劇しました。
 「歌劇のまち宝塚」にミュージカル文化の花を咲かそうと、1996年から2003年まで8回にわたり続けられてきた新進ミュージカル劇団の登竜門「宝塚ミュージカルコンクール」は昨年から事業休止となってしまいました。残念・・・・。
 しかし、宝塚ならではのユニークなとりくみとして定評のあったこのコンクールが築き上げてきた成果を継承しようという願いから、このソリオミュージカルシアターが実現したとのことです。このような「宝塚のまちの文化の薫り」をどうしたら大切にしていけるのかなあと考えながら席につきました。
 空いていたのがなんと最前列。出演者ひとり一人の迫力ある歌とダンス、熱気あふれる舞台に圧倒されました。小学生だったMちゃんが、立派に伸び伸びカッコよく踊っているのにびっくり。
 「自分を表現することは、相手の心に共感することにつながっている」と・・昨日出会った京都の柳子先生から教えられた「表現する」ということの素晴らしさを、今日も目の当たりにして、北野はウルウル 

◆◆旅立つ君へ、旅立つ自分へ
    祝福の言葉「ボン・ボヤージュ」

★写真は娘たちからの誕生日プレゼントです
チョコレートシフォンケーキ・欲しかったソックス・欲しかったパスケース・何年も探していた(幻の)ペッカリー手袋♪
渋いでしょ? 
ひとつ歳を重ねて 私も新しい気持ちで出発します。
Bon Voyage !

戦争と暴力のない21世紀を子どもたちへ
2005/02/11

第14回 日教組近畿ブロック 母と女性教職員の会兵庫県集会に参加しました。
 母と女性教職員の会は1954年に発足、「平和・憲法・教育を守る」運動を展開してきました。
 午前中は長谷川京子弁護士の記念講演
「暴力から子どもを守る」
〜被害者にも加害者にもさせないために〜

◆暴力は、人から力を奪い、差別と支配の関係を作り出す
◆暴力に対抗するのは、被害者・被抑圧者のエンパワメント
◆自分の権利を堂々と行使できる人になること・育てること

 午後は3つの分科会。私は「女性の生き方」分科会のレポーター。約1時間、学校での実践・議会でのとりくみ・ジェンダーバッシングなどについて、憲法24条を軸に話を進めました。
 京都・滋賀・大阪・奈良・和歌山・兵庫各府県の仲間や先輩・・・色々な人と出会えて話せて繋がり合えました。昨日もそうだったけど、今日も人間の温かさや強さ優しさを教えてくれた出会いに感謝。まさに、「コミュニケーション」から学ぶいい機会となりました。
たくさんの心のプレゼントを贈ってもらえた誕生日♪ 

やっぱり学校が好き♪  U
2005/02/10

 逆瀬台小学校で行われた「宝塚市教育委員会指定公開研究発表会」に行ってきました。
テーマは
「自ら考え、自ら学ぶ子どもをめざして」
〜コミュニケーション能力を活用し、学びを高め、自分を見つめよう〜

 私は逆瀬台小学校が開校したときに勤めていましたので、愛着があります。保護者・学校関係者や地域の方々が多数集まり、りっぱな研究会でした。また、記念講演してくださった岡山大学の菅原稔教授の人としての温かさが、私の心に残りました。
 コミュニケーション能力というのは、子どもが生きていくうえで大変重要。鉛筆で紙の上に書いていく力や点数で計る学力ではなく、いかに人と一緒にやっていけるかが本当に生きる力につながると思います。
 子どもと教員が人間として出会ってどんな授業を創っていくか?たまらなくおもしろい営み・・・その素晴らしさを感じた授業参観でした。人権について考え意見を述べる6年生の凛とした姿を見ると、それがこの学校の子どもたちを取り巻く大人達(保護者・教職員・地域の方々など)の想いまでわかるから不思議です。
 いいなあ〜学校は!
もどれない私には、教室にいる先生達がたまらなく羨ましい♪ひとときでした。今日の出会いに感謝。

慎重審議を求める請願採択
2005/02/09

 今日の教育委員会で、学校選択制と二学期制を審議中の学校改革審議会に関する二つの請願が採択されました。
 「みらいネット」と、「豊かな教育の創造をめざす宝塚市民会議」いずれからも、審議の延長(慎重審議)と市民の論議への充分な情報提供を求めた内容でした。今後の動きはどうなっていくのか?しっかり見定めたいです。

 夜、中央公民館で開かれた「連合兵庫北阪神地域協議会宝塚地区連絡会・定期総会に出席しました。
 連合兵庫事務局長からの「連合なんでも労働相談」に寄せられる組合員以外からの大変厳しい労働実態を聞き、心が痛みました。宝塚地協に対する補助金カットの問題、国で論議が進む「労働安全法」等の問題、突きつけられた大きな試練。さまざまな逆境のなかで、総合的な生活改善のとりくみが今こそ必要です。労働政策が問われています。
 生活者主権の政治は??? 

社会教育の価値を
2005/02/07

 学校改革審議会を傍聴した後、川西市生涯学習センターへ走りました。阪神北地区社会教育委員協議会の研修会に出席。
 研修テーマは「各市町の社会教育委員の現状について」伊丹・宝塚・川西・三田・猪名川町からそれぞれ発表がありました。そして後半は、宝塚市の教育委員でもある松岡廣路神戸大助教授が中心になってのシンポジウムでした。

 社会教育法17条の「社会教育委員は教育委員会に対して、社会教育に関して意見を述べることができる。」ことを再確認し、行政に対してきちんとはたらきかけていくことをめざそうと共通認識。そのために、社会教育委員としての学習をどう組織するかが大切であるとまとめられました。市民が提言できるシステムを守り、社会教育軽視の流れに歯止めをかけたいです。私も宝塚市の社会教育委員としてしっかり勉強しなければと自分に喝!
 
 伊丹市の社会教育委員長 金慶子(キムキョンジャ)さんは旧知の友人。3年ぶりに会えてうれしかったです。彼女は「外国人で社会教育委員になったはじめての人!」地域に住んで人権をもとにした活動を続けておられます。彼女自身と、彼女を選んだ伊丹市の「一歩踏み出す勇気」に乾杯♪

いよいよ大詰め〜学校改革審議会〜
2005/02/07

今日は第6回学校改革審議会。3月末までの限定期間の条例による審議会なので、どう答申にまとめるか?注目の会議。今日もたくさんの人が傍聴しました。
主な意見は
◆今の学校が抱える課題解決の方法として、学校選択制と二学期制がほんとうに有効なのか。
◆保護者・子どもが一番望んでいるのは、校区の学校に安心して通えるということ。
◆市民のなかで充実した論議ができる情報提供や慎重審議を求める請願・要望が何件もだされていることに対して、「選択ありき」ではなく「学校改革ありき」でまとめるべき。
◆もしどうしても3月に答申をださねばならないのなら「現時点の実施は困難」とするしかない
◆審議が十分できていないので期間延長を
◆「何がなんでもやるんや!」から「今取り組まなければならないのは各学校の教育再生」と少しテンションも下がり気味の委員も。

 賛成派の意見に全く説得力がないのだから、多くの市民の願いを無視して強行するのは、どう考えても無理だと私は思います。
 期間延長となると条例改正が必要となり、再度議会にかけられることになります。

掛水すみえ県議会議員と懇談
2005/02/06

 安倉南住宅の自治会の方々が兵庫県知事宛に、震災復興住宅に住む被災高齢者の心と暮らしを見守り支えてくださっている高齢世帯生活援助員(SCS)の活動継続を求める嘆願書を作られました。今日は掛水議員が宝塚市役所に来て、直接の声を聴いてくださいました。
 はじめはこの2月にも署名を集めてすぐ知事へ提出、と考えておられました。しかし、井戸知事はすでにこの見守り支援の取り組みを続けることは表明。国連防災会議で、「人が人を支援する」制度が高い評価を受けたことにより、さらに決意も強く固まったとのことです。

 したがって今回は、実情や要望を県議会会派(ひょうご・県民連合)を通して伝える形をとることにしました。
 そして今後は、他の復興住宅の人々とのつながりを持ったり、市民とのネットワークを広げたりしながら、SCS制度の重要性を行政に訴えていくことになりました。
 県へのパイプになったり、市ができることを拡大するなど、はたらきかけていきます。私にできることをしっかりやっていこうと思います。

被災者生活再建支援法改正案のポイント
2005/02/05

 土曜日の朝は神戸で勉強会。
民主党の常任幹事会の前に、自主学習会が行われ、今国会に民主党が提出している「被災者生活再建支援法改正案」について、泉房穂衆議院議員の解説を聴きました。
<ポイント>
@対象世帯を住宅半壊まで広げる
A年収・年齢要件を800万以下に
B支給限度額を住宅再建にも使えるように500万円にUP
C対象経費を住宅建築購入費等にも
D国の補助1/2から2/3へ
E去年の4月以後の自然災害から適用

 要件が厳しくて全半壊の9割が対象外となっている現状ですので、この制度見直しがぜひ必要です。改正案が通ってほしい!

 午後は宝塚に帰って、山本駅近くで街頭活動。学校選択制について諸問題や課題をうったえました。

社会常識が 「校則」 
2005/02/04

 後楽館は全国初の公立の中高一貫校。今年で6年目、初めて卒業生を送り出します。定員割れが続いていた市内の定時制高校2校を統合。午前・午後・夜間の三部制、単位制の総合学科です。
主な特徴は
◆入学者選抜で学力テストがない
◆制服チャイムなし
◆不登校児を定員の1割で受け入れ
◆中退者編入学可
◆シティキャンパス構想→実体験学習・校外学習の重視
◆シティキャンパス構想→市民講座や公開講座開設

 中学校の教室では数学の少人数学習、高校の教室では英会話やPC授業中でした。のびのび自由な雰囲気・・尚かつどの教室でも熱心に勉強する様子が見られました。図書室は9〜21時開館。専任司書が常駐でさまざまなアドバイス。もちろん市民もOK。ちょうど図書館には卒業生がきていました。
 学校案内には
   ★★ 自分の花を咲かせよう
       Be Yourself ★★

 こんな学校が宝塚にもあったらいいなあ〜
子どもたちに出会うとそれだけでワクワク♪
うれしくなった私でした。
「やっぱり学校が好き!!」

岡山市視察
2005/02/04

 今日は文教厚生常任委員会で岡山市に行ってきました。午前中市役所で、この4月から実施予定の、小中学校の通学区域弾力化の説明を受けました。

 もともとのきっかけは、岡山市中心部の学校の過疎化により、児童数2000人もいた大きな学校が100人ほどに激減してしまった結果の統廃合なのです。なんとか歴史ある学校を存続させようと、区域外4q以内の15小学校区から児童・生徒を受け入れたそうです。しかし、4校が2校になっても200人規模ぐらいにしかならず、今春には1校になるとのことです。
 2002年8月から2004年2月まで8回の検討委員会(その間に12500通のアンケート回収)を経て、隣接校選択の形に決定。2005年4月に向けて1月末に締め切られた区域外希望結果は、小学校1.8%、中学校2.3%とのこと。結果的には地元を選んだ人がほとんどです。

 宝塚市と地域や学校の現状が大きく違うのですが、地域との関係の希薄化、通学の安全、学校間格差など、心配していることはやっぱり同じです。
 また、受け入れ枠0の学校が何校かあったらしいのですが。門戸を閉ざすことはよくないと<枠1名>となったとの説明には ???なんのこっちゃ?

 しかし、かなりの時間をかけて検討してきた結果としての実施には納得できる点もありました。
 学校の特色づくりのための予算は?の私の質問には、キッパリ「なし。」
 「学校間競争させて1校つぶすという発想は、岡山は絶対ありません。」と、これもキッパリ言明されました。
 実施後の動向にも注目して学んでいきたいと思います。
 そして、午後からは中高一貫の市立岡山後楽館中学校・後楽館高等学校へ。

子ども虐待と学校教育
2005/02/03

 今日はベガホールで行われた教育研究集会に参加しました。大阪大学の西澤哲助教授は研究者ですが、実際には各所で虐待などでトラウマを受けた子どもの心理臨床活動を行っておられます。その豊富な経験をもとに子ども虐待の現状を話してくださいました。
@身体的虐待AネグレクトB性的虐待C心理的虐待DDVの目撃・・・それぞれの特徴とその影響について。そして「子どもの心のケアの課題」「虐待対応システムの現状と課題」へと続きました。
 最後に学校の課題として「関係機関との組織的連携」がでてきました。このあたりをもっとくわしく聴きたかったですが、時間が足りなくて残念でした。
 講演終了後、西澤さんと少しお話できましたので、市の次世代育成支援行動計画にどう位置づけていくべきか、学校がこのような子どもをどう受けとめ支えていくか、そのシステムをどう構築していくか等・・・今後の助言をお願いしました。

市民の安全のため
2005/02/01

 「宝塚市民の警察官賞」贈呈式に参列しました。
宝塚警察署の3人の警部補が受賞されました。これからも市民の安心・安全のためによろしくお願いします。

 終了後、会派ミーティングの予定。
午後には、議会運営委員会も開かれます。
次世代育成支援行動計画「たからっ子育みプラン」の答申書も、今日届きました。予算案も出てくるころです。2月16日からの議会までに色々勉強しなければなりません。


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