| 議会を終えて | - 2014/10/09
- 本会議では決議第15号が賛成14、反対11で可決しました。賛成討論では常任委員会と打って変わった激しい言葉が多く出てきて戸惑いました。
2008年の意見書は「河野談話」をもとにつくりあげたのであって、「吉田証言」をまったく根拠としていないにもかかわらず、決定的な根拠を失ったことを確認する決議内容には、どうしても納得できません。 また、もう1点は、前の期の決定を否定することへの違和感です。意見が違う場合、この期において新しい意見書をだせばよいのです。しかし意見書ではなく決議・・・
宝塚市議会の意見書は全会一致でなければいけないので、各議員がまとめるために修正協議を積み重ねてきた努力がありましたが、今回それが崩されたのです。 合意形成を大切にするという宝塚市議会基本条例の根本精神がなくなれば、議会一丸となって二元代表制の一翼をになうことが難しくなってしまいます。
しかし、15号賛成の公明党議員は委員会の討論で 「平成20年3月に意見書をだしたことはよかったと思っている。慰安婦問題について宝塚市議会では女性の人権、尊厳について議論が進められた。議論では唯一河野談話がでてくるが、吉田証言にはふれられていない。それは当時の本市議会で人権問題として受け取ってその趣旨を採択されたためである。・・・そのこととは裏腹に、違う形で宝塚市議会意見書が取り上げられることは遺憾。・・後略」 と述べられました。15号賛成ではありましたが、意見書そのものを肯定されたことは救いでした。 また、他の議員も戦時に女性の人権侵害があったこと、人権尊重が大切ということを誰も否定されませんでした。
「政府においては、1993年の河野洋平官房長官の談話のうえ、さらに日本軍「慰安婦」問題の真相究明を行い、被害者の尊厳回復に努め誠実な対応をされるように求めます」 2008年宝塚市議会意見書は死んでいません。生きています。
戦争の真実を知り、二度と戦争を起こさない責任を果たさなけれななりません。子どもたちの未来のために。 | |