| 子どもたちに最善の利益を! | - 2012/05/05
- 大阪維新の会大阪市会議員団が提出しようとしている「家庭教育支援条例(案)」が物議をかもしているようです。
いったいどんなものか・・
第1章 総則 第2章 保護者への支援 第3章 親になるための学びの支援 第4章 発達障害、虐待等の予防・防止 第5章 親の学び・親育ち支援体制の整備
<気になる記述> 多くの箇所でひっかかり、そのあまりに非科学的な論調に驚きを禁じえません。どこかの歴史教科書と似ている気がします。
■かつて子育ての文化は自然に受け継がれ・・・略 しかし戦後の高度成長に伴う核家族化の進展や地域社会の弱体化によって・・・略・・・いざ子供に接して途方に暮れる父母が増えている。 (かつてっていつ? 戦後は全部だめ?)
■近年急増している児童虐待の背景にはさまざまな要因があるが、テレビや携帯電話を見ながら授乳している「ながら授乳」が8割を占めるなど、親心の喪失と保護能力の衰退という根本的問題があると思われる。 (ながら授乳8割と虐待の関係性は高いのか? 3時間おきに連日連夜の授乳をしたことある人が書いていないことは明白。)
■ひきこもりや不登校、虐待、非行等と発達障害との関係も指摘されている。 (そんなこと誰が指摘したのか? まったく意味が違う ことをいっしょくたにするのは間違いでは。)
■すべての保育園、幼稚園で、保護者を対象とした一日保育体験、一日幼稚園教諭体験の実施の義務化。 (市民に義務を課す?)
■学校用家庭科副読本、道徳副読本 A父性的関わり、母性的関わりの重要性 (性別役割分業意識、ジェンダー役割復活。単親家庭 増加の現実知っているのかな? 道徳? 女性の育児負担過多を是正しなければ少子化に歯止めはかかりませんが・・・)
■乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因・・・・また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる。 ■わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する。 (まさに非科学的!)
また伝統的「親学アドバイザー」(民間)の育成と、公共の子ども・子育てプラザや男女共同参画センター廃止、教育相談予算削減、保育士配置基準見直しなどとは矛盾していないでしょうか。
これに反対する人々を、また彼は「敵扱い」するのでしょうね。他人事とは思えません。こわいです。
「すべての子どもたちが人間として尊ばれる社会を実現することが子どもに対する大人の責務であるとの自覚にたち・・・・」行政は頭ごなしの施策ではなく、底支えの施策を構築しなければならないと思います。 実は大阪市にはすでに「児童を虐待から守り子育てを支援する条例」があるのですから。
※「『みる・きく・はなす』はいま」展 〜朝日新聞襲撃事件を忘れない〜 (憲法記念日。阪神支局。) | |