| 朝日新聞襲撃事件から21年〜「自由にものが言える社会」を守る | - 2008/05/03
- 憲法記念日の今日、5月3日。
西宮市役所の近くの朝日新聞阪神支局が襲われ、記者2人が散弾銃で殺傷された事件から21年になります。 阪神支局を訪れ小尻知博記者の遺影へ手を合わせた後、支局3階の資料室で開かれている 〜「みる・きく・はなす」はいま〜展を見学しました。
この資料室は、事件に関する資料を後世に語り継ぐとともに、言論の自由について考える場として作られました。生々しい資料の数々・・散弾粒と容器、被弾したボールペン、小尻記者の取材ノート、犯行声明文、記者が襲われた応接セット等・・心が凍りつきます。 報道の自由を力ずくで封殺しようとした犯人は闇の中。でも時効が成立した後も、その暴力への大きな怒りは消える事はありません。
長崎市長銃撃事件。ミャンマー軍事政権デモ取材記者射殺事件。日教組の教育研究集会使用を拒否したホテルの問題。「靖国」映画上映中止問題。3月議会で<日本軍「慰安婦」問題に関して、政府の誠実な対応を求める意見書>を可決した宝塚市議会に対しても、さまざまな暴力的とも感じられる圧力がありました。恐いです。
しかし、言論・表現に対するこのような「圧力」や「暴力」「自粛」・・・が横行するいまだからこそ、憲法で保障された「市民が自由にものが言える社会」を守り大切にしていかなければならない! ここは、そんな決意を私にももたせてくれました。
「弱い立場の人に寄り添う記事を書きたい。」と、在日外国人の指紋押捺問題や釣り糸に傷つく野鳥の問題等をとりあげた小尻記者の人間性に改めて感動し、彼の履歴書に書かれた言葉にも泣けてしまいました。 ・・・・「人間が好きです。」 | |